なぜ、ゴルフスイングで痛めるのか?
通常はゴルフスイングしても痛めないです。ところが、固まった部位やロックした関節があると途端に痛めます。
解決策
ロックの解除が重要なキーです。
ゴルフスイングで重要な要素
□ スイングで要(かなめ)は3つの関節
ゴルフスイングで関わる3つの関節の柔軟性、痛みの早期除去を目的に機能障害を治療します。
- 股関節
- 背骨
- 肩甲骨
この3つの関節がゴルフスイングのかなめで、常に機能を正常に保つようにします。
背骨の重要性
頚椎・胸椎・腰椎・骨盤というパーツはそれぞれに関節で連結し、動きに関わります。よくゴルファーに質問するクイズですが、
腰は何度回るでしょうか?
答えは「5度」です。
腰はほぼ回転しない構造になっています。しかしゴルフでは腰を回せと言います。構造的に腰は回りません。
そこで使うのは股関節です。股関節を滑らかに動かすために前傾姿勢をしているのです。股関節を後ろに引くようにアドレスすると思います。
この方法が一番股関節を滑らかに動かすことが出来ます。
ですから腰を回すというのは、股関節も含めて回すということです。
股関節の重要性
前に述べたように腰の回転に関わっていますが、さらに中心で軸としての役割もあります。左右に股関節があるのですが、ゴルフスイングはコマのように回転します。
ですから左右の股関節を上手く使ってコマのように軸回転する前傾や動きが求められています。
肩甲骨の重要性
肩甲骨は一見無視されがちです。しかし、回転運動で最も重要は働きをしています。よくゴルフスイングで両手を胸の前でバッテンする様にして自分の胸に手を置きます。
そこで回転するのがスイングと言われています。しかし、それでは肩甲骨は全く関与していません。肩甲骨が動かなければボールは飛びません。
肩甲骨の動きを柔軟にすることで、身体の回転をより大きく、加速することが出来ます。
飛ばしには肩甲骨の柔軟な働きが必要不可欠です。
滑らかさが重要
◎ アクティベータ器による施術
滑らかではないゴルファーにはアクティベータ治療が必要です。ボキボキしないカイロプラクティックですので、プレー前に受けるゴルファーが多いのが特徴です。
アクティベータ器による振動刺激を行っています。
回転運動をゴルフのレベルごとに分析
◎ プロや上級者
プロやシングルの方は身体のねじれに対応した機能評価がパフォーマンスをアップさせます。トップからの切り返しで下半身からのタイプと体幹(胴体部分)からのタイプがいて、プレーヤーのタイプに合わせて調整します。
◎ 初心者や頻繁じゃないゴルファーへ
初心者や長くても頻度の少ない方には、どのような動きにも対応できるように調整します。特に初心者でゴルフの魅力に取りつかれた方は無茶な練習をしがちですので、どのような動きにも耐えられる身体づくりも指導します。
80台、90台で回る方は、ゴルフが一番面白い時期だと思います。
ゴルフスイングを改造している方へ
◎ レッスンを受けて考えること
ゴルフスイングを身に付けるためにゴルファーは試行錯誤されていると思います。そのためにレッスンを受けている方も多いと思います。そこでレッスンを受けるに当たり気を付けることをお伝えします。
レッスンを受けると身体的な調子を崩す人がいます。それは以下の要素です。
- レッスンプロの言うことは絶対的で、自分の感覚は横に置く
- プロが言うことは全部正しい、自分は初心者だから正解は分からない
- 他力的で自力は必要ない
- 例えレッスンに違和感があっても、プロの言うことに従う
- プロが正解、自分は素人
このような思考だと調子を崩します。
自己決定が必要
◎ プロのいうことは正解だけどあなたの正解?
プロゴルファーがやってきたことを伝えてくれていますから上達する上での正解だと思います。しかし、あなたの正解でしょうか?
人は体格も感覚も運動神経もすべて違います。ですからたとえプロゴルファーの言うことが上達する上での正解を言っていても、あなた自身の感覚が合っていなければ間違いになります。
間違いをジャッジするのは難しいのですが、あなたに合っているかどうかが重要ですので、あなたがジャッジする必要があります。
キーワードは
「自己責任で自己判断」
◎ まずはやってみて合うのか?
教わったことをまずはやってみます。そして、自分の身体に訊くのです。心地よいかどうかを。自分の身体と感覚と会話しながらゴルフスイングを作っていってください。そうしなければ身体的な不調になりやすいです。
また、ゴルフパフォーマンス向上にも役に立ちます。