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なぜ、ゴルフで痛めるのか?
ゴルファーで腰痛をはじめ肘痛、背部痛、ひざ痛などの痛みをかかえてプレーしている方は少なくありません。
ゴルフの痛みの原因として、一方向への回転運動のせいなどが挙げられています。
しかし、同じゴルフをしても痛めない方と痛めてしまう方といます。痛める原因には自身のゴルフスイングが大きく関係しています。
自分のスイングの何が負荷をかけているのか、どの動きがスムーズでないのかを見ていくことで、痛めた原因がわかります。痛めた原因が分かることで、痛みは治療できます。
さらにゴルフはスイングという動きのほかに、プレーという心因的な負荷もかかります。そのような状況では筋肉が過緊張を起こしている場合もあります。その中でスイングをすると痛めてしまうこともあります。
また、そもそも身体の柔軟性がない状態でスイングを続けていれば、どんなスイングでも痛めてしまうでしょう。
- スイングでの身体への負荷
- 精神的プレッシャーの中での過緊張状態でのスイング
- 柔軟性のなさ
また、前の日に飲んで寝不足のままコースに行くのもけがをする原因となります。数年前の運動時の死因第3位にゴルフが入っていました。寝不足でなおかつ接待ゴルフで気を使うのが原因のようです。
痛めないために正しい動き、効率のよいスイングを知る
重力に逆らわないアドレス
人間は重力下にいます。立っているだけでも頭上から負荷がかかった状態にあります。その中でスイングをするのですから、まずはバランスの取れた一番負担がかからないアドレスでスイングをすることが痛めないポイントになります。
綺麗な姿勢、綺麗なアドレスはけがの予防になりますが、それ以上にやはり綺麗なショットを生みます。
スイングの要(かなめ)は3つの関節
ゴルフスイングで要となるのは次の3つの関節です。
- 股関節
- 背骨
- 肩甲骨
これら3つの関節がゴルフスイングのかなめで、これらの動きに支障があると、ゴルフパフォーマンスが低下するとともに体を痛める原因となります。
これら3つの関節の柔軟性や機能障害を治療することによって痛みの改善とともにゴルフパフォーマンス向上も図れます。
背骨の重要性
背骨の構成要素である 頚椎・胸椎・腰椎・骨盤はそれぞれに関節で連結され、動くようになっています。
よくゴルファーに質問するクイズですが、
腰は何度回るでしょうか?
・・・
答えは「5度」です。
じつは腰はほぼ回転しない構造になっています。しかしゴルフでは腰を回せと言います。構造的に腰は回りません。
そこで使うのは股関節です。股関節を滑らかに動かすために前傾姿勢をしているのです。腰を下ろし股関節を後ろに引くようにアドレスすると思います。
この姿勢が一番股関節を滑らかに動かすことが出来るのです。
腰を回すというのは、股関節も含めて回すということです。
股関節の重要性
股関節は腰の回転に関わっていますが、さらに軸としての役割もあります。左右に股関節があるのですが、ゴルフスイングはコマのように回転します。
ですから左右の股関節を上手く使ってコマのように軸回転しなければいけません。さらに上半身の回転運動を支えるために前傾姿勢をとります。
肩甲骨の重要性
肩甲骨は一見無視されがちです。しかし、回転運動で最も重要は働きをしています。よく練習で、両手を胸の前でバッテンする様に組んで自分の胸に手を置きます。
そこで回転するのがスイングと言われています。しかし、それでは肩甲骨は全く関与していません。肩甲骨が動かなければボールは飛びません。
肩甲骨の動きを柔軟にすることで、身体の回転をより大きく、加速することが出来ます。
飛ばしには肩甲骨の柔軟な働きが必要不可欠です。
痛みがあれば、まずは治療
痛みがあるゴルファーの多くの方が、痛みを抱えたままゴルフを続けています。
痛みは身体からのサインです。
まずは痛みだけは先に治療してください。
痛みは身体を損傷させるだけでなく、ゴルフパフォーマンス低下にもつながります。
ゴルフの向上を目指すのであればなおさら治療を優先してください。
ただし、
ただ治療するのはもったいない。
治療をゴルフのレベルアップにもつなげてください。
なぜなら、痛めた原因にはゴルフ改善の要素が詰まっているからです。
ゴルファーズクリニックでは痛みの治療と同時にゴルフのレベルアップも図ります。
アクティベータ器による施術
ゴルファーズクリニックでは、ボキボキしないカイロプラクティックであるアクティベータ治療を行っています。
ゴルファーは筋肉に負荷をかけて痛めた方が多いため、間違った負荷をかけてしまうと悪化させてしまう恐れがあります。
アクティベータ治療ではピンポイントで振動刺激を加えていきますので、筋肉を損傷させる心配がありません。
治療による侵襲がありませんので、ラウンド前に身体を整え、パフォーマンスを上げるために治療を受けに来られる方もいらっしゃいます。